ベットのみでも業者に依頼できるのかわからない方は多いと思います。
結論から言うと、依頼すること・自力で運ぶこと両方ともできます!
しかし、その際には様々な注意点があります。
本記事では、ベットのみの引っ越し料金の相場や自分でベットの引っ越しをする際の注意点などを解説します!
それでは早速見ていきましょう。
ベットのみの引っ越し料金相場

ベットのみの引っ越しを引き受けてくれる業者
ベットのみの引っ越しを引き受けてくれる業者は、大きく分けて3つあります。
依頼先は自分の状況に合わせて選ぶようにしましょう。
それぞれ解説していきます。
引っ越し業者
引っ越し業者によっては、少量の荷物を対象にしているプランがあります。以下を参考にしてください。
プラン内容 | 費用 | |
アーク引越センター | 大物限定プラン | 約15,000円 |
サカイ引越センター | 小口便引っ越し便サービス | 約20,000円 |
日本通運 | 単身パック | 約16,000~ |
マットレスや布団も一緒に運びたい場合は、引っ越し業者への依頼をおすすめします。
運送業者に依頼する
運送業者へ依頼する場合の料金は、「運搬距離+作業時間」で決まります。以下を参考にしてください。
料金 | |
20km以下 | 4,950円 |
21~50km以下 | 1kmにつき220円 |
51~100km以下 | 1kmにつき165円 |
101~150km以下 | 1kmにつき132円 |
151km以上 | 1kmにつき110円 |
運送業者は、全国でサービスにばらつきがありますが“ベットのみ+短距離”なら割安になりやすい傾向があります。
詳しい料金を知りたい方はお住まいの地域の運商業者に見積もりを取ってみましょう。
家財宅配サービスを利用する
家財宅配サービスとは、家具・家電を1点から配送してくれるサービスのことです。
ヤマト運輸が提供している「らくらく家財宅急便」はベットのみの引っ越しに対応しています。
取り扱える最大サイズ・重量
・サイズ
- 3辺合計が450cm以下
- 最長の部分が250cm以下
- 高さが200cm以下
・重量
- 150kg以下まで
上記の情報よりシングル・ダブルベットの料金を載せておきます。
東京から大阪に送る場合の料金
- シングルベット(350cm以下)…26,345円
- ダブルベット(400cm以下)…34,265円
少し高い印象はありますが、安全に運びたい方や梱包をしたくない方にはおすすめの方法です。
ベットのみの引っ越しを依頼する際の注意点
ベットのみの引っ越しをする際の注意点は2つあります。
- 解体・組み立てには追加料金が発生する場合がある
- 搬入先の出入り口を通過できるサイズか確認する必要がある
業者へベットのみの引っ越し依頼をする場合は、解体・組み立てに追加料金が発生するケースが多いので注意が必要です。
事前に確認しておきましょう。また、予算をオーバーしてしまう場合は自力で解体・組み立てを行う必要があります。
また、ベットのサイズは様々で搬入先の出入り口を通過できるか確認しておきましょう。
もし、入らない場合はクレーン車が必要になります。クレーン車を利用すると約2~3万円の料金がかかってしまいます。
ベットを自力で運ぶための解体方法・注意点

ここまでベットの引っ越しを業者へ依頼した場合についてお話してきましたが、実はベットは自力で運ぶことも可能です!
その際に知っておいた方が良い、コツや注意点を解説していきます。
ベットを自力で運ぶための解体方法
解体手順(シングルサイズのベット)
①布団・シーツ・マットレスを外す
②床板を外す
③ヘッドボードを外す
④ベットの脚を外す
⑤ベットフレームを外す
ベットを自力で解体する前に以下の注意点を確認しておきましょう。
- 部品をまとめて梱包
- フレームの取り扱いは慎重に行う
- 無理に分解しない
- 解体前に写真を撮っておく
ベットを自力で運ぶための注意点
ベットを自力で運ぶためには以下の3つの条件をクリアしていないとベットを自力で運ぶことは難しくなります。
- ベットのサイズがダブルベット以下である
- 大きなマットレスも一緒に運べる
- 搬入経路に問題がない
クリアしていても以下のようなリスクも存在しています。
- ベット本体・壁・床にキズがつく恐れがある
- 落下・転倒などでケガをする恐れがある
もし、キズがついてしまったりケガしてしまったりしても自力で運んでいるので補償の対象外になってしまいます。
運ぶ際は、キズつかないようにきちんと養生してから作業するようにしましょう。
ベットの処分方法4選

ベットの処分方法は大きく分けて4つあります。
- リサイクルショップへ持ち込む
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品買取業者に引き取ってもらう
注意点として粗大ごみとして処分する方法は自治体によって異なるので各自治体にHPを確認しておきましょう。
また、粗大ごみとして処分する場合、不用品買取業者に引き取ってもらう場合、引っ越し業者に引き取ってもらう場合は有料になります。
できれば、リサイクルショップやフリマアプリなどで売ることをおすすめします。
まとめ
いかかでしたか?
ベットのみの引っ越し料金の相場や自分でベットの引っ越しをする際の注意点などを解説してきました。重要なポイントをまとめておきます。
・ベットのみの引っ越しを引き受けてくれる業者
- 引っ越し業者
- 運送業者
- 家財宅配サービスを利用する
・依頼時の注意点
- 解体・組み立てには追加料金が発生する場合がある
- 搬入先の出入り口を通過できるサイズか確認する必要がある
・自力で解体する際の注意点
- 部品をまとめて梱包
- フレームの取り扱いは慎重に行う
- 無理に分解しない
- 解体前に写真を撮っておく
・ベットを自力で運ぶ際の注意点
- ベットのサイズがダブルベット以下である
- 大きなマットレスも一緒に運べる
- 搬入経路に問題がない
・ベットを自力で運ぶ際のリスク
- ベット本体・壁・床にキズがつく恐れがある
- 落下・転倒などでケガをする恐れがある
ベットのみの引っ越しでは様々な注意点がありましたね。
ベットのみの引っ越し料金の相場は分かりました。しかし、思いがけない追加料金が発生してしまうことがあるので事前に確認することが大切です。
本記事で解説したベットの解体方法はあくまでの大まかなやり方です。付属の取り扱い説明書を確認し作業するようにしましょう。