引っ越しする際はやることリストを作成することをおすすめします。
しかし、何をすればいいか分からないという方は多いと思います。
本記事では引っ越しチェックリス(一人暮らしの社会人向け)を紹介しています。
参考に引っ越しチェックリストを作成してください!
引っ越し前チェックリスト(一人暮らしの社会人向け)
引っ越し前はやることがたくさんあります。
引っ越しが決まってから引っ越し前日までにしなくてはいけないことをご紹介します。
引っ越しが決まってからすること
引っ越しが決まったらやることは以下の4つです。
- 引っ越し先での住む場所を決める
- 引っ越し日を決める
- 賃貸を契約
- 初期費用を支払う
それぞれ見ていきましょう。
引っ越し先での住む場所を決める
内見をし住む場所を決めます。
引っ越し先の下見をする際は、不動産会社へ依頼をます。
住む地域は、自分に合った路線や駅の近く、治安の良さ、災害リスクなどで検討しましょう。
また下見の際は、コンセントの位置、電波が届くか、収納が多いかなどしっかり確認しておくことが大切です!
引っ越し日を決める
退去日・入居日は希望通りに決めることができるとは限りません。
そのため、早めに決めておく必要があります。
また、退去月・入居月の家賃を日割りで支払うことができるか確認しておきましょう。
家賃が日割りで支払うことができれば、家賃を二重で支払う必要ななくなります。
賃貸を契約する
引っ越し先引っ越し日時が決まったら賃貸を契約します。
手続きの流れをご紹介します。
①入居申し込みと入居審査をする
申し込み時に必要な手続き
- 申し込み用紙に個人情報を記入し提出
- 審査で必要な契約者本人と連帯保証人の年収がわかる書類(源泉徴収票など)を提出
- 申込金の支払い
②重要事項説明書と賃貸借契約書を確認しサインする
重要事項説明書に書かれていること
- 家賃の支払い日・支払方法・支払金額
- 入居日
- 契約期間また更新方法、更新料
- ペット・楽器・喫煙について
- 退去時のルール
- 契約前に払ったお金の返済について
可能であれば事前に重要事項説明書を貰い確認しておきましょう。
初期費用を払う
初期費用は4.5~5か月分程度必要になります。
〈家賃6万円の場合の内訳の例〉
項目 | 金額 | 詳細 |
敷金 | 6~12万円 | 家賃の1~2か月分 |
礼金 | 6~12万円 | 家賃の1~2か月分 |
日割りの家賃(新居) | 1,935円~6万円 | 家賃1日~1か月分 |
日割りの家賃(旧居) | 6万円 | 翌月分の家賃1か月分(日割り計算あり) |
仲介手数料 | 3~6万円 | 家賃の0.5~1か月分 |
鍵交換手数料 | 1~2万円 | – |
火災保険 | 1~2万円 | ‐ |
保険会社利用料 | 1~2万円 | 保証会社を利用する場合のみ |
合計 | 24~48万円 | ‐ |
初期費用が間に合わない場合は早めに不動産会社へ連絡しておきましょう。正当な理由の場合は数日間は待ってくれます。
また、クレジットカードを利用することで現金がなくても支払うことができます。クレジットカードなので分割払いにすることもできポイントを貯めることもできます。
引っ越し1か月前までにすること
引っ越し1か月前までにすることは6つあります。
- 引っ越し業者を選び、見積もり依頼をする
- 引っ越し業者と契約する
- スケジュールを決めていく
- 現住居の解約
- 駐車場の解約
- ゴミの処理
引っ越し業者を選び、見積もり依頼をする
住む場所が決まれば次は、引っ越しの準備を始めなくてはいけません。
遠方や荷物が多い引っ越し業者へ依頼すると便利です。
\詳しい引っ越し業者の選び方。見積もりの依頼の仕方はこちら/
引っ越しの見積もりは何日前にするべき?依頼方法・訪問見積もりの流れも合わせて紹介!
引っ越し業者と契約する
優良引っ越し業者を見極めるコツ
- 応答が早い
- 正しい言葉遣い
- 必要以上の情報が提供される
- 他社を見下す言い方をしない
上記を参考に引っ越し業者と契約してください。
引っ越しまでにしなくてはいけないことを決める
引っ越しでは忙しくバタバタします。そのため、しないといけないことを表面化し計画しておく必要があります。
本記事を参考にスケジュール調節してみてください!
現住居の解約の連絡
引っ越し1か月前に管理会社や大家さんに退去することを連絡します。
連絡する際は、「引っ越しが決まったこと」「大体の退去日」を連絡します。
早くに退去日を連絡すると管理会社や大家さんは新しい人を入れる準備を始めます。しかし、希望日に入居できないなんてこともあるので退去日を伝える際は注意が必要です。
駐車場の解約
駐車場の解約の連絡は1か月前にしなくてはいけません。
直前に連絡してしまうと翌月分も請求される可能性があります。
駐車場解約の必要なもの
- 印鑑
- 解約書類(不動産会社・管理会社が用意)
粗大ゴミの処理
粗大ゴミの処分方法は5つあります。
- リサイクルショップに売る
- 引っ越し業者へ不用品の回収を依頼する
- 自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する
- 不用品買取業者へ依頼する
それぞれ注意点を確認し各サービスを利用してください。
引っ越し2週間前までにすること
引っ越しの2週間前まですることは3つあります。
- 固定電話の手続き
- ガスの停止・開栓予約
- 転出・転居届
固定電話の手続き(NTT)
固定電話の移転手続きはNTTの総合受付「116」へ電話します。
契約者名義・現在の電話番号・現在の住所と新住所・取外し及び引越し先での取付け希望日を伝えることで引っ越し先でも使えるようになります。
ガスの停止・開栓予約
ガスの停止・新居での開栓予約を申し込みをするためには、契約会社へ電話をかけましょう。
申し込み時に必要なこと
- 旧居の住所と新居の住所
- お客様番号(ガス検針票に記載)
- 停止を希望する日
- 支払方法
転出・転居届
違いは、引っ越す場所によって使う書類が変わります。
転出届は、異なる市区町村へ引っ越し場合。
転居届は、同じ市区町村へ引っ越し場合
役所へ転出届を提出すると転出証明書を渡されます。転出証明書は引っ越し先の役所で提出しなくてはいけないので大事に保管しておきましょう。
転出届・転居届を提出する際に必要なもの
- 転出届or転居届
- 本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 保険証
- 印鑑
引っ越し1週間前までにすること
1週間前
引っ越し1週間前までにすることは7つあります。
- 荷造り
- 役所での手続き
- 郵便の転送届
- 新聞配達の変更
- インターネットプロバイダの変更連絡
- 電気・水道の解約と予約
荷造り
引っ越し後まで使わないものは先に梱包しておきましょう。
梱包時のコツ
- 段ボール1箱の重さは一人で持ち上げれる程度にしておく。
- 何が入っているか書く。また、側面にも書いておく。
- できるだけ隙間なく詰める。
- 段ボールに隙間があると破損する恐れがあるので緩衝材やタオル・新聞紙を詰める。
- 軽いものは大きい段ボール、重いものは小さい段ボールに詰める。
段ボールは20~25個ほど用意しておきましょう!
役所での手続き
引っ越し1週間前までに国民健康保険の資格喪失手続き・印鑑登録の廃止手続きを役所で行わなければいけません。
国民健康保険の資格喪失手続き
異なる市区町村へ引っ越し場合に手続きしなくてはいけません。
印鑑登録の廃止手続き
異なる市区町村へ引っ越しの場合は自動的に廃止されます。登録書は自分で廃棄するか役所へ返還してください。
同じ市区町村へ引っ越しの場合は、自動で変更されるので手続きは不要です。
郵便の転送届
郵便局で転送サービスの手続きができます。
手続きで必要なもの
- 本人確認書類(免許証、各種保険証など)
- 転出届・転居届
- 旧住所がわかるもの(免許証、パスポート、住民票など)
新聞配達の変更
新聞配達の変更は配達員か販売店に連絡をします。
インターネットプロバイダの変更連絡
継続してプロバイダを利用する際は住所変更などの申請が必要になります。申請方法は、プロバイダごとに異なるのでサポートセンターに連絡してみることをおすすめします!
その際、会員IDやパスワードを確認して電話しましょう。下記に各プロバイダのHPを載せておきます。
電気・水道の解約と予約
電気の解約は、契約会社へ連絡をしましょう。連絡方法は電話・インターネットの2つがあります。
電気の解約・予約で必要なもの
- 現住所
- お客様番号(電気代の領収書へ記載)
- 退去日
- 新居の住所
- 支払方法
水道の解約は、水道局へ連絡しましょう。お客様番号がわかる方はインターネットからの申し込みも可能です。
水道の解約・予約で必要なもの
- 現住所
- お客様番号(電気代の領収書へ記載)
- 退去日(閉栓日)
- 新居の住所
- 入居日
退去日に水道局の方が水道代を検針しに来ます。支払い方法は、その場で支払う、口座から支払う、新居に届く請求書で支払うがあります。
引っ越し前日までにすること
引っ越し前日までにすることは5つあります。
- 新居のレイアウト
- 引っ越し挨拶の手土産の準備
- 旧居の近所への挨拶
- 旧居の掃除・ごみ処理
- パソコンのバックアップ
新居のレイアウト
事前に新居のレイアウトを決めておくことで購入しなくてはいけないものがわかります。
また、新居での生活を想像することで引っ越し作業がはかどります!
レイアウトのコツ
- 家具のサイズを操り、部屋を広く見せる
- 人・物の動きを考えた家具配置
上記のことを参考にレイアウトしてみて下さい!
引っ越し挨拶の手土産の準備
引っ越し挨拶では欠かせないのが手土産です。相場は、1,000円前後です。
サランラップやお菓子、金券などが喜ばれます!また、タオルなど日常で使えるものがおすすめです!
手土産には、手紙が添えてあると好印象です!
旧居の近所への挨拶
旧居の近所への挨拶では、以下の3つを伝えるようにしましょう。
- 今までの感謝
- 引っ越しの日時
- お詫び
例文:「〇〇号室へ住んでいる××です。いつもお世話になっております。この度△△へ引っ越すことになりました。
つきましては、〇月〇日に引っ越し業者が出入りすることになりのでご迷惑おかけします。何卒宜しくお願い致します。
これまでお世話になったこと、大変感謝しております。」
挨拶へ行く範囲は、マンションなら上下左右、戸建てなら両隣3軒までです。
旧居の掃除・ごみ処理
引っ越しで出るごみは自治体の指示を守り捨てましょう。
また、早めに捨てるようにしましょう。
捨てる以外に中古品買取業者やフリマアプリ・オークションで売るという選択肢もあります。まだ使えるものは売って資金の足しにもできます。
注意点として、フリマアプリやオークションでは売れるまでに時間がかかるので早めに出品しておきましょう。
パソコンのバックアップ
パソコンは精密機器なので、故障する恐れがあります。そのためバックアップを取っておきましょう。
\詳しい引っ越し時のパソコンの扱い方についてはこちら/
引っ越し時のパソコンの正しい扱い方とは?注意点や故障した場合の補償についても解説!
引っ越し前日にすること
引っ越し前日のすることは2つあります。
- 引っ越し前日にすることは洗濯機・冷蔵庫の水抜き
- 現金の確認
引っ越し前日にすることは洗濯機・冷蔵庫の水抜き
洗濯機・冷蔵庫の水抜きは必ず取り扱い説明書を見ながら行ってください。故障の原因になります。
ホースや水受けトレイに入っている水を抜く作業。
洗濯機は2か所のホースに溜まっています。
冷蔵庫は、霜を溶かした際にできる水が水受けトレイに溜まっている。
自分でできない場合は事前に引っ越し業者や洗濯機・冷蔵庫の専門業者へ依頼しておきましょう。
現金の確認
引っ越し料金の精算や今まで日割りでたまった光熱費の精算がある場合があります。
そのため、ある程度の額は持っておいた方が安心です。
引っ越し当日用チェックリスト(一人暮らしの社会人向け)
引っ越し当日は旧居新居で別々にしなくてはけないことをご紹介します。
当日の引っ越し前にすること
引っ越し当日の旧居ですることは4つあります。
- 忘れ物チェック
- 最終掃除
- 引っ越し業者へ指示
- 旧居の明け渡し・鍵返却
忘れ物チェック
旧居へ忘れ物がないように最終チェックをしましょう。
~忘れやすいものランキングトップ5~ | |
1位 | 物干し竿 |
2位 | 照明 |
3位 | 工具・器具 |
4位 | 選択用品 |
5位 | 掃除用品 |
忘れ物をした場合戻ってこない場合があるので忘れものには注意しましょう!
引っ越し業者へ指示
荷物に精密機器や割れやすいものなどの特に気を付けて運んでほしいもの、引っ越し先での家具の配置などの注意事項が伝わっているか確認してみましょう。
また、引っ越し先の住所や届く時間も再度確認しておきます。
旧居の明け渡し・鍵返却
その場で鍵を返却する場合、施錠後指定された場所へ置いて返却する場合があります。
合鍵を作っている場合はそちらもすべて返却する必要があります。
当日の引っ越し後にすること
引っ越し当日の後にすることは4つあります。
- 鍵受け取り
- 新居の近隣へ挨拶回り
- 新居の掃除
- 荷物の片づけ
鍵受け取り
不動産会社で手渡しされます。他に、現地での手渡し、郵送での受け渡しをしている会社もあります。
鍵受け取りの際は、鍵受領書へ捺印するため印鑑を持って行ってください。
注意点として、必要書類が足りない場合や未払いがある場合は鍵を受け取ることはできません。
新居の近隣へ挨拶回り
事前に挨拶することで事前に引っ越しでの騒音のお詫びができます。そのため、新居への挨拶回りはできるだけ早めに行いましょう。
遅くても1週間以内に行うことをおすすめします。
また、忙しい時間や夕食時、深夜などは避け明るい昼間に行うと良いです。
挨拶する範囲は、マンションの場合上下左右、戸建ての場合は両隣3軒を目安にしましょう。手土産は1,000円前後のものにし、手紙を添えて渡すと喜んでもらえます。
新居の掃除
引っ越し作業が始まる前にできれば掃除をしておきましょう。
今まで誰もいなかったので埃がたまっています。
また、カビ対策や害虫対策をしておきましょう。
荷物の片づけ
荷物の片づけは順序が大切です。
荷物の片付ける順番
- 大きい家具から置く
- 段ボールはそれぞれ使う場所へもっていく
- すぐに使うものから開けていく
引っ越し後の片づけは大変ですが、コツコツ片付けしていくと終わるので頑張りましょう!
引っ越し後チェックリスト(一人暮らしの社会人向け)
引っ越し後は役所での手続きや荷ほどきなどまだまだすることがたくさんあります。
それぞれご紹介していきます。
引っ越し後早めにすること
引っ越し後早めにしないといけないことは住所変更です。
住所変更しないといけないもの
- 銀行・ゆうちょ口座
- クレジット
- 各種保険
- 免許証
- 自動車車検書証の住所変更
- 勤め先
- 各種利用サービス
- ペット
引っ越し後は住所変更をしておきましょう。
重要なお知らせや支払い明細などが旧居へ送られないように早めに行っておくようにしましょう。
引っ越し後2週間ですること
引っ越し後2週間ですることは3つあります。
- 役所で手続き
- 車庫証明の変更
- 自動車の登録変更
役所で手続き
引っ越し後2週間以内に役所で、転入届・マイナンバー変更・国民保険加入・印鑑登録・国民年金の手続きを行わなければいけません。
転入届の提出
引っ越し前にもらった転出証明書を忘れずに持参してください。
※同じ市区町村へ引っ越した場合は転入届の提出の必要はありません。
マイナンバー変更手続き
①通知カードのみの場合(同じ市区町村へ引っ越し)
- 通知カード
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 印鑑
②通知カードのみの場合(異なる市区町村へ引っ越し)
- 通知カード
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 印鑑
- 通知カード
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 印鑑
- 転出証明書
③マイナンバーカードの場合(同じ市区町村へ引っ越し+異なる市区町村へ引っ越し)
- 通知カード
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 印鑑
マイナンバーカードがあれば転出証明書を発行されません。
国民保険の加入
手続き方法は各市区町村で違うので自治体のWEBサイトで確認してください。
必要なもの
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど)
- 転出証明書
- 印鑑
印鑑登録
異なる市区町村から引っ越してきた場合は新規で登録手続きを行ってください。
同じ市区町村内で引っ越した場合は、手続きの必要はありません。
国民年金
手続き方法は各市区町村で違うので自治体のWEBサイトで確認してください。
必要なもの
- 国民年金手帳
- 印鑑
車庫証明の変更
新しい駐車場が契約出来たら、不動産会社や管理会社に「自動車保管場所使用承諾書」を発行してもらい警察署で変更手続きを行います。
車庫証明変更手続きで必要な書類
- 自動車保管場所届書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 保管場所使用権原疎明書面(駐車場が自分の土地や建物である場合)
- 保管場所使用承諾証明書(駐車場が賃貸である場合)
申請時は手数料で500円支払わなくてはいけません。また、引っ越し後15日以内に届け出を出す必要があります。
まとめ
いかかでしたか?
引っ越しチェックリスト(一人暮らしの社会人向け)を表にまとめておきましたので参考にしてください。