引っ越し前に知っておきたい

大学卒業で引っ越しする方必見!ベストな時期・費用・アパート退去方法などを紹介!

大学卒業で引っ越しする方必見!ベストな時期・費用・アパート退去方法などを紹介!

楽しかった大学生活も終わりが近づいてきて、4月から新生活スタートしますね!

  • 就職のため、通勤しやすい場所に引っ越しする
  • 実家を出て初めて一人暮らしをする
  • 現在一人暮らしをしていて、実家に帰る

それぞれ新たな生活に向けての準備が必要ですよね。

引っ越しは大変です。事前に準備が必要ですし、思い立ってすぐにできることではありません。失敗しないためにも余裕を持ったスケジュールで引っ越しすることをお勧めします。

卒業は3月中旬~下旬の大学がほとんどです。

卒業してからだと新生活まで1,2週間しか日にちがないんです。

卒業→引っ越し→引っ越し後の片づけや手続き→新生活スタート

なんだか慌ただしい!ということで実は、大学卒業で引っ越しをする場合、

卒業前の引っ越しがおススメです。

大学生
大学生
就職先が決まってあとは卒業を待つだけとなると、学校に行く機会も少ないので、早めに引っ越しをしても、生活に支障はないでしょう。

本記事では、大学卒業を控えている方に向けて、ベストな引っ越し時期や費用、また現在一人暮らしの方へ向けてアパートの退去方法などを紹介します。

 

大学卒業で引っ越しにベストな時期とは

大学卒業で引っ越しする方必見!ベストな時期・引っ越し費用・アパート退去方法を紹介!

 

大学を卒業するということで3月に引っ越すのがベストだと思う人もいるかもしれません。しかし、大学卒業後社会人になる場合、社会人になるための準備があり、忙しくなります。

また引っ越し繁忙期のことを考えると3月に引っ越すのは得策ではないでしょう。

引っ越しシーズンや物件探し、いつが最適なのか時期別にご紹介します。

 

卒業前の引っ越しがベスト

大学卒業後社会人になる方が多いと思います。

社会人になるにあたって、引っ越しをする場合

卒業前がおススメです!
  • 落ち着いて新生活の準備ができる
  • 引っ越しの予約をする際希望日が通りやすい
  • 引っ越し費用が抑えられる

というメリットがあります!

多くの大学は卒業が3月中旬~下旬です。

卒業後社会人になる方は4月から新生活がスタートします。

社会人になるにあたって、

  • 身の回り品の準備(スーツ等)
  • 会社での入社前研修
  • 入社前に仕事に必要な勉強がある

など、やらなければならないことがたくさん!

そんな中、引っ越し後

  • 荷物の片づけ
  • 役所での手続き
  • 各種住所変更の手続き

などがあり、忙しくなります。

失敗しない引っ越しをするためにも余裕を持ったスケジュールをお勧めします!

 

費用を抑えたい方は2月上旬

引っ越し繁忙期は3月~4月です。

  • 繁忙期は希望の日時の予約がとりづらい
  • 引っ越し業者も忙しくなることから費用が高くなる

つまり、大学を卒業する3月や4月は繁忙期なので、この時期に引っ越してしまうと引っ越し費用が割高になります。

実家に引っ越す場合でも就職で引っ越す場合でも、早めに引っ越しの準備を行うに越したことはありません。

  • 2月でも下旬になると価格が上昇します。
  • 雪の降る地域では予定通り引っ越しができない場合があります。

 

卒業後の引っ越しのコツや注意点

大学卒業後に引っ越しをするということは

  1. 引っ越し後忙しくなる
  2. 引っ越し会社に依頼する場合割高になる
  1. 卒業後ということは、3月中旬から下旬に引っ越しということになります。その場合4月からの新生活まで1,2週間しかないので、引っ越し後の手続きや部屋の片づけなどで忙しくなります。
  2. 3月中旬から下旬は引っ越し繁忙期です。そのため費用は高くなり、また都合の良い日時の予約も取りづらくなっています。
大学生
大学生
物件探しをする場合も3月は不動産会社も混みあいますので、希望の日時に内見予約できない場合があります

 

引っ越しにかかる費用

費用

 

引っ越しには、ケース別に

  • 引っ越し費用
  • 賃貸契約に必要な費用
  • 生活用品の購入費用
  • 不要品処分費用

などがかかります。詳しく見ていきましょう。

引っ越し費用

2月~3月の引っ越し目安費用です

【一人暮らしの場合】

時期 目安価格
2月上旬 約40,000円
2月中旬 約50,000円
2月下旬 約55,000円
3月上旬 約60,000円
3月中旬 約80,000円
3月下旬 約120,000円

 

大学生
大学生
3月下旬になると割高になります。費用を抑えたい方は、2月の引っ越しが断然おススメです!

 

一人暮らし初期費用

一人暮らしをする場合、賃貸契約に伴い以下の初期費用が掛かる場合があります。

契約する物件により費用は変動しますが、ワンルームの場合約30万~50万円と考えておいて良いでしょう。

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社の利用料
  • 火災保険料

などが必要になります。

※敷金・礼金0円物件もありますので必ずかかる費用というわけではありません。

  • 【敷金】家賃を払えなくなった時の補填や、お部屋を傷付けた時の修繕などに充てるために、お部屋を借りる人がお部屋を貸してくれる人に預けておく費用
  • 【礼金】お部屋を借りる人がお部屋を貸してくれる人に「御礼」として払う費用
  • 【仲介手数料】お部屋の提案やお部屋を見るための同行をしてくれた不動産会社さんへの対価として払う費用
  • 【保証会社の利用料】連帯保証人や保証人の代わりになる会社を利用するために払う費用
  • 【火災保険料】火災や水漏れ、地震などで建物または部屋の中のものが被害を受ける場合に備えて損害保険に加入するために払う費用。1~2万円程度が目安

 

生活家電・日用品費用

  • 初めて一人暮らしするにあたって必要なもの
  • すでに一人暮らししていて引っ越しをする場合新たに必要となるもの

紹介しますので参考にしてください。

初めて一人暮らしする場合

初めての一人暮らしでは家具や家電品をはじめ、カーテンや食器などを用意する必要があります。

  • 実家のものを持っていく
  • 家具・家電付きのお部屋に住む

といったこともできますが、1から新しいものを買い揃える人がほとんどなのです。 ここでは、一人暮らしに必要な最低限の家具・家電・生活用品を紹介します。

購入品 金額(目安)
布団 1万円~
テーブル 0.5万円~
カーテン 1万円~
冷蔵庫 3.0万円~
洗濯機 2.0万円~
照明器具 0.5万円~
キッチン用品類 1.0万円~
洗濯用品類 1.0万円~
合計 10万円~

中でも寝具・カーテン・照明器具は引っ越し当日には揃っていないと困るので事前に購入しておきましょう。

 

すでに一人暮らしをしている場合

すでに一人暮らしをしている場合は、生活家電などは揃っているかと思います。新居に合わせて必要になるものだけ購入しましょう。

また引っ越しが東日本⇔西日本の場合は使えなくなる家電製品がありますので、新しく購入する必要があります。

では、新居ですぐ必要になるものとは?

  1. カーテン
  2. 電子レンジ・洗濯機

 

  1. 部屋によって窓のサイズは異なります。サイズが合えば旧居でのカーテンが使えますが、合わない場合は事前に購入しておきましょう。(カーテンがないと部屋の中が丸見えなんてことになります。)
  2. 引っ越しが東日本⇔西日本の場合注意が必要です!

家電製品の中には、

  • 電子レンジ
  • 洗濯機
  • 電気時計

などの様にモーターやトランス、機器内蔵の電子タイマーなどを使用している製品があり、50Hzか60Hzのどちらかの周波数を基準に設計されている為、電源周波数の違いによりモーターの毎分回転数が変わり故障の原因になる事があります。 又、製品の性能の低下や火災の原因になる事もあります。

≪ ご参考 ≫

家電製品の、一般的な周波数の対応例として、次の3種類があります。

  1. 周波数が、50Hz の地域でも60Hz の地域でもそのまま使えるもの。

    【代表例】 テレビ、ブルーレイレコーダ、DVD レコーダー、ビデオデッキ、ラジオ、パソコン、ウォーターオーブン(ヘルシオ)、トースター、エアコン、掃除機、電気ストーブ、電気こたつ、電気毛布、LED電球、プラズマクラスターイオン発生機など

  2. 以下の製品はそのまま使えますが、モーターの毎分回転数などがかわり、性能が変化するものがあります。

    【代表例】 冷蔵庫、扇風機、洗濯機、空気清浄機、加湿器

  3. 以下の製品は周波数の違う地域でそのまま使うことのできないものがあります。

    【代表例】 電子レンジ、蛍光灯器具、洗濯機

 

不用品処分費用

一人暮らしから実家に戻る場合、

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機

家に二つあると困るケースがほとんどです。不要であれば処分してから引っ越ししましょう。

処分方法は

  1. 不用品回収業者に依頼
  2. 引越し業者に依頼
  3. 小売店に回収依頼
  4. 指定集積所に搬入
  5. リサイクルショップで買取
  6. オークションやフリマアプリで販売
  • リサイクルショップは買い取りになるので負担費用はないですが、状態によっては買い取り不可です。
  • オークションやフリマアプリはいつ売れるか分からないため、早めに販売しておいた方が良いでしょう。

 

【処分費用】

不用品回収業者
  • 冷蔵庫:4,000円~10,000円
  • 洗濯機:3,500円~6,000円
引っ越し業者 引っ越し業者による(回収不可の業者もある)
小売店
  • 冷蔵庫:4,000~5,000円
  • 洗濯機:2,000~3,000円

※状態によっては回収できない場合あり

指定集積場所
  • 冷蔵庫:3,740円
  • 洗濯機:2,530円

 

家に戻る場合、一人暮らしの時よりも利用できるスペースは狭くなります。

たくさんの荷物を持ち帰っても、収納に困るため、必要最低限の荷物だけを持ち帰るように意識してください。

大学生
大学生
引越し費用は、荷物量によって左右されますので、実家に持ち帰る荷物を減らすことで、費用を抑えられます

 

アパート退去の流れ

退去の流れ

 

アパートを退去するときは、まず「管理会社に退去希望の連絡をする」ことから始まります。

退去の流れは以下のとおりです。

【引っ越し決まり次第】大家さんに連絡

引っ越しが確定次第

大家さんに連絡をしましょう。

引っ越しが決まったら、まずアパートの賃貸借契約書の「解約予告」の時期がいつまでかを確認します。

「借主からの解約予告に関しては1ヶ月前までが原則」

このような記載があった場合、引越しの1ヶ月前までに家主、もしくは管理会社や不動産会社へ退去の連絡をする契約を結んでいることになります。

解約予告をする時期によっては1ヶ月分の家賃を余分に払う可能性もあるので、この点はよく確認しましょう。

 

【引っ越し1ヶ月前まで】退去届返送

次に、

「退去届(解約届)」に必要事項に記入しましょう。

退去届けには、一般的には以下の項目があります。

項目 内容
物件情報 住所・物件名
契約者情報 氏名・電話番号等
提出日 この通知書を提出する日
解約日 退去する予定日(提出日から決められた期間以降でなければならない場合があります。)
退去理由 例:大学卒業に伴い引っ越し
転居先 新住所を記入(原状回復の費用などの件で、後から連絡が来る場合があります。)
返金分の振込口座 敷金や家賃の日割り分などが返金される場合に必要なため

※家賃が日割りで払い戻されるのならば、精算口座を早めに伝えておくことで、払ったお金が早めに戻ってくることがあります。

【退去届(解約届)とは?】

  • 借主が賃貸物件退去時に、大家さんか管理会社に提出する書類
  • 入居の時に受け取った契約書類の中に含まれていることがほとんどであり、そこに記入して提出

 

【引っ越し数日前】

引越しの数日前からはやるべきことが多数あります。各種退去手続きを行いましょう。

電気・ガス・水道・退去連絡

必ず引っ越しする旨を連絡する必要があります。

電気 ガス 水道
連絡方法 インターネット/電話 インターネット/電話 各地域水道部(水道課)窓口/インターネット/電話
立ち会い なし メーターが室内にある物件の場合のみ立会いが必要 なし

連絡する際領収書を用意しておくとスムーズに手続きができます。

退去時の手続きを行わない場合、住んでいない家の使用料金を支払わなければいけなくなりますので必ず退去連絡をしましょう。

 

家賃振込口座解約手続き

アパートの家賃を口座振替にしている場合は、

  • 引き落とし口座の通帳
  • お届出印

持参の上、お取引店または支店窓口にて必ず口座振替契約の解約手続をしましょう。

解約手続きをしないままだと引っ越した後も家賃を振り込んでしまっているなんてことがあります。

 

【引っ越し当日】退去の立ち会い

荷物の搬出が終わったら、以下の流れになります。

  1. 家主の立会の元で部屋の状況を確認
  2. 大体の補修金額が分かったら、内容を確認して書類に押印
  3. 退去立会いが全て終了したら家主に鍵を返却

【立ち会い時の注意点】

入居時にあった傷について明らかな部分があれば家主にしっかり伝えましょう。

伝えなければ、後日補修費用を請求されてしまうことがあります。

合鍵などを作っている場合、全て渡すようにしましょう。

アパート退去費用を抑えるためにできることstep4

退去費用を抑える

 

退去費用で損をしないために、費用を最小限に抑えるためのコツを4つ紹介します。

step1見積もりをもらう

費用請求があった場合

見積もりの詳細をもらいましょう。

そして、ネットで「クロス張り替え費用」などと検索をして、金額がかけ離れていたら大家さんに問い合わせましょう。金額を再調整してくれる場合があります。

 

step2掃除をする

立ち会い前に部屋をキレイにしておきましょう。

普段からキレイに使用することが一番ですが、掃除が行き届いていないという方は立ち会い前にしておきましょう。

  • コンロの油汚れ
  • クロスの汚れ
  • フローリングの汚れ
  • お風呂のカビや水垢

キッチンの油汚れや水回りの水垢などは、きちんと掃除しておくことで、敷金以上の退去費用を請求される可能性を低くできます。

【クロス・フローリングの汚れ除去方法】

住宅用洗剤をスプレーしたり、スポンジにつけて汚れの回りを円を描くようにこすります最後に汚れと洗剤を水で絞った布巾などでふき取ります。

 

step3自分で修繕する

原状回復する必要がなくなるかもしれませんので小さな傷なら自分で修繕をやってみる価値はあると思います。

  • 釘やネジの穴
  • フローリングの傷

【修繕方法】

  • 壁補修専用のパテを指先で丸めて穴に埋め込みます。壁の色にあったパテを選んで利用すると穴が目立たなくなります。
  • フローリングは傷の補修後にワックスをかけておくと、表面がきれいに仕上がり傷も目立たなくなります。

大きな傷に関しては、素人が修繕すると悪化する可能性もあるので、小さな傷だけにしておいた方がよいでしょう。

 

step4電球などをつけておく

入居時につけてあった状態にしておく。

入居時に

  • 電球
  • 洗濯機パンのホースとつなぎの「エルボ」

など、もともとあったものは、取り外さず元の状態に戻すことで

  • 「電球取り付け費」
  • 「エルボ取り付け費」

などの費用を請求されることを防げます。

 

まとめ

卒業

 

大学ご卒業おめでとうございます!

  • 大学生活を終えること
  • 初めて社会人としてスタートすること

人生で一度しかない経験です。

卒業を実感して寂しい気持ちと共に新たな生活へ期待や不安、責任感いろんな感情の中、余裕のあるスケジュールで引っ越しができたら、前向きな気持ちで新生活を迎えられることと思います。

最後に引越しの時期や費用をまとめました。

大学卒業で引っ越しする場合、ベストな時期とは、

大学卒業前、2月中です!

【引っ越し後一人暮らしをする場合の概算費用(2月上旬)】

引っ越し代 約4万円
一人暮らし初期費用 約30万~50万
生活家電等購入費用(最低限) 約10万円
合計 約44万~64万円

 

アパート退去の流れをよく確認し、退去費用を抑えるためにできる準備はしておいてくださいね!

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